アンドストライプ

In: 布・ファブリック|雑貨

7 4月 2001

TEL.03・3714・3733
11:00 – 19:00
定休日:第一・第三火曜

目黒川沿いのギャラリーのようなボタンショップ
お店のロゴはアンアンでもおなじみのイラストレーター飯田 淳さんが手掛けたものです


リニューアルした & STRIPE
はボタンのお店です。小箱に入った約2000種類のボタンが一コ単位で購入できます。価格は一個90円のボタンから、アンティークの一万円台のものまで。
入口ちかくの回転ラックには、パリから買い付けてきたアンティークボタンが飾られています。もう見ているだけでも嬉しくなって、一時間なんてあっという間に経ってしまいそうなキレイなボタンがいっぱいです。

ごく普通のそっけないボタン屋さんにはしたくなかった、というオーナーがベーシックなラインはあえて置かず、カタチの変わったもの、面白いもの、素材にこだわったもの、なかなかないタイプのボタンを集めました。

ボタンを一つのパーツとして提案する、ショップとショールーム的な要素を持ったスペースです。内装もスタイリッシュな印
象で、実用的なライティングを兼ねたロゴ入りの柱が並んでいます。縫いつけるという目的だけでなく、接着したり、様々な布やフェルト、ビーズと組み合わせ
たりと、自由な発想が出来る素材も一緒に用意されています。

主に扱っているのは国産のボタンで、一部ヨーロッパからのインポートものもあります。
ヤシの実の皮で出来たボタンや、貝、金属、木、プラスチック、スパンコール、ビロード。
自由な素材のバリエーションで、好みのボタンが選べます。
U字型に曲げたクギを足部分に使ったボタンも面白いです。
塩化ビニールを染めて型抜きした柔らかい質感のボタンも人気。
ムクの木を削るところから製作している木のボタン、セラミック粘土の模様が楽しいボタン、
着物のような質感のドイツの糸を撚って編んだボタンと、三人のボタン作家の作品も販売されています。

店内はいくら見ていても飽きないギャラリーのような雰囲気です。
お客さんの長居を見慣れている店長さんによると、1 〜 2 時間は当たり前。一人でお昼からたっぷり日が暮れるまで見ていた人もいるとか。どの人も自分で時計を見てビックリするほど、時を忘れて選んだり迷ったり。
地方からは普通の手芸店にはないボタンが欲しい、と訪れる熱心な人もいるそうです。


なかでも人気商品なのは、一目見て気に入ってしまう人が多い、オリジナルの五つ穴の替えボタン。
穴が五つなので☆型にボタンつけが出来るのです。
材質は貝でスタンダードなタイプ、色は白・黒・淡いブラウン、サイズも大小あります。
またメーカーから仕入れたボタンをオリジナルの色で染めたり、筆で着色したりと、
一手間かけて変身させたボタンも並んでいます。


閉じこめモノも得意というオリジナルボタンには、
透明の樹脂に入ったポプリや小さな巻き貝など、一つでも魅力的なものが充実しています。
夏のアクセサリーにも使えそう。小さいボタンが五つ丸く並んで入った大きな透明ボタン、
英字新聞や地図がベースの透明ボタンもかなり可愛いです。
ショップのあちこちには、フェルトのコサージュなど小物好き・手作り好きのスタッフのアイディアがちりばめられています。ボタンをポーチやバッグに付けたり、Tシャツにつけたりするのが好きな女の子もよく来店するそうです。ここでは創作意欲が湧くひとときがすごせます。

200円のビーズケースは、何も作らなくても買って帰りたくなる色とキラキラ感。
昔流行ったリリアンなんかも思い出してしまいます。
奥のスペースには、アクセサリーパーツも一個売りされています。
気に入ったボタンをパーツに、つり下げ式ピアスやイヤリング、
ブレスレットにして、オリジナルアクセサリーに加工することも出来ます。
細かい作業ができる専用ペンチ、ニッパーなどの工具も販売されているので初めての人でも道具が揃います。


客層は場所柄さまざま。男性デザイナーや、コートのボタンを取り換えたいというお洒落な年配の男性、
手作り派の女性はもちろん、近所のおじいちゃん、小学生の小さい女の子が一個だけ大切に買っていったりと、
性別を問わずいろんな人が訪れるそうです。そして何度も足を運ぶリピーターも通います。


同じボタンを探しに来る方もいるそうですが、巷には何万種類も出回っているので、まったく同じモノを探すというのはなか
なか難しいそうです。それならいっそ個性的なボタンだけに、という品揃え。ボタンを総取り換えすると、違う印象の服になるのも面白さのひとつです。やはり
個性的で魅力のあるボタンは、スタンダードなものよりちょっと高めということもあり、既製品に使われることは少ないそう。
自分で変えると本当に服がワンランクアップする —— その快感を味わってしまった人、
服が変わって嬉しかった!という人がまた2、3 着の服を持参で、丹念に合うものを探しに来るそうです。

ボタンは現物を見ないとなかなか質感などわからないものなので、通信販売はしていませんが、雑誌に載ったものなら相談に応じてもらえます。 店内には一部、安くなっている商品もあります。セールは半年に一度。
また金のタマゴ・デザイン専門学生には学生証提示で割引制度(中目黒店のみ)もあります。

今後もボタン中心とした展開で、さらに新しい種類が増えていくということ。 シーズンごとにボタンの品揃えも変わります。 目黒川沿いのサクラが満開になるころ、春物はカーディガンやシャツにつけて印象が変わる小さめのタイプをメインに。
夏は貝や透明樹脂を使った涼しげなもの。 秋冬はコートサイズのボタンを多めに紹介してくれます。

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